理不尽な上司に絶対屈しない!簡単に対処する方法。

今回は理不尽な上司への対処方法について
お話したいと思います。



今までにも、何度か上司に対しての心構えや実践について
お話させていただきました。

客観的に上司を見れば、理不尽ではなく厳しいだけで、
部下想いも上司だったという話もよく聞きます。




それでも、どんな手を尽くしても、変な人というのは
まあ世の中には存在しますよね。

そういう人はそういう人だと割り切る必要も、
社会で生きていれば出てくるわけです。



そんな人への対処方法を知っていれば、
あなたは職場で上司を相手に悩まされることは無くなります。

というよりも、理不尽が少し楽しくなってきます。
別にマゾヒストになれとか、そういう話ではありませんよ?


上司のせいでと思いこんで、
仕事を辞めてしまった私のようになってしまうのは、


せっかく手に入れた仕事を、
たった一人の上司のせいでみすみす失うのは、


非常に勿体ないと思います。


対処方法を知っているだけで、それは回避できる未来です。

今回の記事でその対処法を書いていきたいと思います。


どうか最後までお付き合いくださいませ。




~理不尽な上司を知る~


客観的に上司を見てあげる。

これは実践していただいているでしょうか。


何度、何日と長い間これを実践しても、
そもそも本当に理不尽な人を相手にしてしまえば

効果は薄く感じてしまうかもしれません。


厳しかったり、いつも怒っていたりするのではなく、


本当に言っていることが二転三転としていたり、

芯が通っていなくふわふわしていたり、

そんな成長の見込みさえ感じられないような人がいます。



ただそれでも、まずは上司を客観視してみてください。


そうすると、もしその上司が
とてつもなく理不尽な人だった場合、

その理不尽を種類別に分けられることが理解できます。

あなたの職場で務める上司が、
どんな理不尽のタイプなのかを知ることが、

まずは対処をするための第一歩です。



相手を知るというのは、本当に大事なことなので、

ここは手を抜かずに分析していきたいところですね。



調べていると、主に3つのタイプに分かれていることがあります。


・そもそも頭の悪いタイプの上司
・感情的になりやすいタイプの上司
・意図的に理不尽になっているタイプの上司



この三つです。

私はこれ以外の理不尽のタイプは見たことがありません。
ですので、どれかに当てはまることが分かれば
一応の分析は終了ということです。


では、一つずつ特徴を並べてみましょう。



・そもそも頭の悪いタイプの上司


最近は「理不尽な上司」といったテーマが
ネットでもかなり議論されているので、
自覚した上司もそれなりにいるのでしょう。
絶対数は少なくなっている気もします。


ただそれでも一定数いるのが、このタイプです。


要はこういう議論が仮に目の前で展開されていても、
そもそも頭が悪かったり、自身を客観視出来ないがために、
自分が理不尽なことを言っていることが
最初から理解できない人です。


エンカウントしたら、おそらくは部下が最も頭を抱えるタイプです。


このタイプの上司に共通しているのは、
ストレス発散が下手だという点です。
理不尽に無意識になることで、
ストレス発散をしているわけですね。

本人はそれで幸せを感じているので、手に負えません。




・感情的になりやすいタイプの上司


現代ではおそらく一番多いタイプの上司だと思います。

論理的な話は出来るのだが、
一時的になんらかの要因で感情的になると
発言が二転三転としていくタイプです。


ペーパーテストは得意だというタイプがこれです。

プライドが高かったり、見栄っ張りだったり、
自慢話が多いのもこのタイプでしょうか。


対応が最も厄介なのもこのタイプでしょう。
そもそも表向きは優秀な人だったりするので、
会社としても問題のある社員にしづらいのです。



私がなってしまいそうなタイプですね。
気を付けることにします・・・。



・意図的に理不尽になっているタイプの上司


さて、意外にも理不尽なことを手段として用いる人がいます。

自分が理不尽なことを言っていることを自覚しているのです。


何故こんなことをするのかというと、
理不尽に動けば部下が恐怖してでも、
言うことを聞いてくれることを知っているからです。


理不尽で悩まされている人は、
大体がその理不尽に従わざるを得ない状況下にある人です。

反論できる人はそもそも悩みにしません。
反論できる人の悩みは自分がいかにその上司よりも
上の立場にいち早くなるかどうか、という点になります。


その従わざる状況下で悩んでいることを、
逆手に取るわけです。悪い人ですけど、
業務として部下を働かせる点で見れば有効打にも見えます。


モチベーションだやる気だという点を見れば
いささか後ろ向きである点は見逃せませんが。



~タイプ別、対処方法~


理不尽に三つのタイプがあれば、
それぞれに応じた対処方法が存在します。


・そもそも頭の悪いタイプの上司の対処法

これは簡単です。


上司との会話の際、
上司の前で、こう言えばいいだけです。

「大事な話だと思うので、メモを取らせていただきます」


これだけで二転三転する発言に待ったをかけられます。


「えーうそー?」と思うかもしれませんが、本当です。

クレームの電話を入れると、アドバイザーに繋がる前に機械声で
「今後の業務の為に、あなたとの会話を録音させていただきます」
と言われると、感情的な怒りが収まって、なんか緊張します。


発言の証拠を残されると思うと、人は緊張して言葉を選びます。



そしてこれを同僚や部下全員に行わせる。
これだけでいいのです。

特に上司に痛い目を合わせようとか、
そんな理由を話してはいけません。


頭の悪い上司というのは、
そもそもあなただけに理不尽ではありません。


部下には大体理不尽なので、皆からも嫌われていると思います。

ならば、あなたがこのように動いて、
理不尽なことを言う上司を追い込んでしまいましょう。



・感情的になりやすいタイプの上司

このタイプを相手にする場合でも、
もちろん証拠を残すことは大事ですが、
軽くいなされる場合も多いです。


社長等の、上司よりも上の人間にしてみれば、
このタイプの上司は頭が悪い上司と違って
表向きでは「優秀な部下」です。


そんな社員に理不尽がどうとかで注意して、
彼の仕事のモチベーションを下げるのは、
会社としても面倒だし不利だしで、
部下の意見を聞き入れようとしない場合もあります。


ですので、このタイプの上司を相手にする場合、
感情的になって理不尽なことを言っているため、


「ちょっと怖いんですけど」といった雰囲気を
あからさまに示しましょう。


大きな声で怒鳴られると、人は委縮するものですが、
そもそも大きな声で怒鳴る人の評価は高くありません。

そんなことはこのタイプの上司も知っている筈です。

このタイプの上司は自分の理不尽が自身の評価を下げていることに、
「現在進行形」で気づきにくいのです。


ですからそれを指摘してあげましょう。

「大きな声を出しても、理不尽なことには変わりません」


これを頭の悪いタイプの上司に言えば逆効果です。

しかし、このタイプの上司には効果的です。

何故なら彼は、頭は良いので、
客観的に物事を見ることが出来るからです。
そしてこの言葉で気づくのです。
自分がなんだか悪いことをしているということに。



・意図的に理不尽になっているタイプの上司


このタイプの上司には指摘は通用しません。
理不尽なことが分かった上でやっているので。


なので会話の際にこんな風に言ってみましょう。


「今、○○とおっしゃいましたが、間違いないですね?」


メモを取る作戦と同じです。

メモ自体は証拠にならないのですが、
相手に理不尽では何のモチベーションにもならないぞと
アピールするのに、かなり有効的な手段です。




まとめると、


・そもそも頭の悪いタイプの上司
→「大事な話だと思うので、メモを取らせていただきます」

・感情的になりやすいタイプの上司
→「ちょっと怖いんですけど」といった雰囲気

・意図的に理不尽になっているタイプの上司
→「今、○○とおっしゃいましたが、間違いないですね?」



全てに共通することは、
何もせずに従うよりもずっとストレスを抱えずに済む。
ということです。




~最後に~


別に理不尽なことを経験することが
将来役に立つから我慢しろとか、
そういう話ではありません。


というよりも、理不尽な経験が
将来役に立つのではなく、

理不尽な経験を対処することができたという経験の方が
よっぽど将来の為になります。


ただ理不尽に耐えるだけでは、
人はいつまでも成長しません。

理不尽を対処するには、
あなた自身の行動が不可欠です。


対処して、将来の糧にしていきましょう!



今回はこの辺りで記事を結びます。

最後まで読んでいただき、大変にありがとうございました!