真面目系クズ脱却の試み

去年辺りからネットで
「真面目系クズ」という言葉を
やたらと耳にするようになりました。



どんなクズなんだろうと調べてみると、



・一見真面目だが、主体的に動かない人

・誰かが見ていないと頑張れない人

・何よりも人から嫌われることを嫌がる人

・最初は期待されるが、次第に愛想をつかされる




あれ?私はいつの間にネットで有名人になったんだ?


というくらい見事に条件が一致しておりました(涙)



そういえばこれらが原因で
新卒の仕事を辞めたんだよなあ、と、
なんだか懐かしささえ溢れ出てきました。




いやあ見事に風刺した呼称ですよね。
真面目というプラスの言葉を用いることで
自虐する際のダメージを抑えているわけです。



他人を馬鹿にするのにも、なんだかものすごい
破壊力のある言葉だと思います。
下手な悪口よりもよっぽど傷つくのでは?






これはいわゆる無気力な人間と真面目すぎる人間に
起こり得る特徴だと言えます。




今回はこんな真面目すぎる性格を治す方法について
お話させていただきたいと思います。





この性格をちゃんと治すことで、
意見を主体的に言うことが出来る様になります。

意見が主体的に述べられるということは、

上司の目に留まります。

そこであなたの活躍を見てもらうことで、

「お、頑張っているな!」

と評価され、最終的に重役を任されるようになります。





信じられないかもしれませんが、

人の主体性というのはそれほどのパワーを

間違いなく秘めています。




逆に言えば、主体性がなければ本当に
真面目系クズまっしぐらというわけです。



どうか、せっかくのチャンスを不意にしないように、

最後までお付き合いくださいませ!










~真面目すぎる性格について~


真面目系クズとも揶揄されているこの真面目すぎる性格ですが、
根本的な原因は、自己の主体性があまりにも
欠落しているところにあります。


主体的な考え方、自己肯定とも言うでしょうか。
とにかくコレがあまりにも自身に備わっていないので、
自分に自信が持てません。

その結果、周囲にどう思われているのか、
過剰なほどに反応することになってしまいます。


真面目すぎる人は、周囲の誰からも高評価を受けたいがために
時には主体性の無い見栄を張りたがることもあります。



また、真面目すぎる人は
完璧主義の傾向が非常に強いです。


これも周囲の目が気になるからという
根本的な理由は変わりません。
結果自分にも他人にも厳しく、
結果異常なストレスに悩まされます。


また、主体性の無い性格というのは厄介で、
ビジネスにおけるリスクを極端に、
本当に有り得ないほど極端に嫌います。


失敗したらどうしよう。と考えることは
大事なことでもあるのですが、
そもそも失敗する確率100%だと考えて、
全く行動に移さなくなってしまうのです。


何はともあれ、真面目すぎる性格を治すには、

「主体性を手に入れる」

これを訓練で手に入れていく必要があります。




~主体性を得るには~


さて、冒頭でも説明した通り真面目系クズは
無気力な人間が成りやすい傾向にあります。


無気力の反対、つまり主体性を得れば
真面目系クズ脱却というわけです。



主体性を得ると言っても、簡単に言えば
人のせいにしないようにして、
自分に自信がつけばいい。
自分を認めてあげればいい。


しかし、そんな言葉で簡単に治るはずないですよね。

そもそも真面目なんだから自分が如何に
真面目系クズなのかが分かっている筈なのです。


私もそうでしたが、自分を好きになればいいという一言で、
本当に好きになったことなど一度もありません。
「自分が可愛い」なら、何度も思ったことはありますが。


自分を好きになれる瞬間というのは、
やはり自分で何かを成し遂げた瞬間に限ります。



だから私はその真逆の方法を用いました。

それが、まずはとにかく、


自分をとことん嫌いになってみる


ことです。



自分の欠点や嫌いなところをこれでもかというほど
たくさんリストアップしていきます。
できれば紙に書いていくといいでしょう。


では昔実際にやった私の欠点リストアップです。
大雑把なものでも、細かいものでもとにかく問わずに、
どんどん書いていきます。


・見栄っ張りなところ
・無駄にプライドが高いところ
・出来もしないのにリーダーぶるところ
・体力仕事が苦手なところ
・友達がいないところ
・洋楽聞かないのに好きだとか言っちゃうところ
・本当に好きな古本屋巡りは内緒にしちゃうところ
・遊び相手もいなくなったところ
etc・・・


これ以上書くとなんだか涙が出るので、
この辺で勘弁してくださいな。


そしてこの欠点に対して、

向き合っていくか克服するかを一つ一つ選びます。

その結果、今は治せそうにないので向き合っていく欠点が

・見栄っ張りなところ
・無駄にプライドが高いところ
・友達がいないところ


その他が克服することに決めた欠点となります。


そうしたら一つずつでいいので、出来そうな克服から
挑戦していきます。

例えば、

・遊び相手もいなくなったところ

を治すために、私はボードゲーム(将棋からカタンまで様々)という
自分がわりと好きそうな趣味を始めました。


結果、今はわりと遊んでくれる人がいる状態にあります。


そして、この遊んでくれる人が出来たとき、

自分の嫌いなところ、欠点が一つ消えたことになります。

この瞬間だけでも、私は自分で行動して欠点を消した自分を、

ほんの少しだけ好きになれました。




これを繰り返していくだけで、気がつけば
自分に自信がついていきます。


こうすることで、自分が嫌われることを気がつけば
恐れなくなっていくものなのです。

いきなり自分を好きになるなんて、私には出来ませんでした。

なので、少しずつでいいのです。


気がつけば、真面目すぎる性格から
脱却しているのです!


何かを達成するというのは、
本当に自分の努力が実ったということで
自分に自信がつきます。


欠点を見つけ、嫌いな自分を認めるところから、

やがては自分を好きになるための道に繋がっていきます。




~最後に~


少なくとも自分で自分の考えを直接相手に述べられる人は、

真面目系クズなどではありません。

人のせいにしてしまう癖は、

自分を認められる人間であるほど
勝手にこんな癖は捨てられるものです。


欠点を治すことに関して、私は人に頑張れとは言いません。


だから、一言添えるとすれば、

泣かないで。という言葉です。




真面目系クズに通ずる話なのですが、


人の期待や自己満足度の低さから、
真面目系クズの傾向のある人は、
どうにもそのままコミュ障になっていってしまう傾向が
ここ現代社会では非常に強いです。



そこで、コミュ障や真面目系クズでも
世渡り、いわゆる職場での人間関係を良好にする




今回はこの辺りで記事を結びます。

最後まで読んでいただき、大変にありがとうございました!