爆発してしまう前に…。上手な愚痴をこぼすお話

どうもこんにちは
ユウユウです。




仕事をしている以上、どんな仕事でも例外は無く、
いろんなストレスと向き合うことになります。

度合いの違いはあれど、全くストレスを感じないというのは
有り得ないと思います。



そして、そんな毎日の弱音をついつい誰かに話したい。
愚痴を聞いてもらいたいこともあると思います。


しかし愚痴というのは基本的に良いものとして
見られることは、ほぼありません。

愚痴という言葉を辞書で調べると、



1、[名]言ってもしかたのないことを言って嘆くこと。
「くどくど―を並べる」
~以下略~


こんな風に出てきます。

言っても仕方のないことだそうです。

それでも愚痴を漏らしたいということ、
人間なら一度は考えるのではないでしょうか。


上司とのいざこざ、職場での人間関係、

色んなものに疲れてちょっと休憩をしたい。

色々溜め込んでいた鬱憤を晴らしたい。



本屋やネットのビジネス系の記事やブログで
上手な愚痴の聞き方、といった愚痴に対する対処法は
色々と耳にしますよね。


一方で上手な愚痴のこぼし方というものは
比較的少ないように思われます。


上手に愚痴をこぼすことは出来ないのでしょうか。




今回は愚痴を発するこちら側の話、
「上手な愚痴り方」について
お話させていただきます。



上手な愚痴り方自体は存在します。

ストレスのコントロールが上達するため、
この方法を知っていると職場で余計なストレスを抱えても、
気にならなくなります。

何より愚痴を愚痴だと思われなくなることだってあります!

人間関係が円滑に進むのは、結局のところ
人間の気分やストレスに左右されてしまいます。



あなたも愚痴ばかり聞かされるのでは
きっとメンタル的にも参ってしまうでしょう。
相手も同じことを考えています。

そんなんでも、愚痴はこぼしたいことだってあります。

それが愚痴だと思われなかったら・・・。



一方で愚痴の下手な人というのは、それだけで
本当に、本当に嫌われます。


上手い愚痴り方を知らないばっかりに、
嫌われることのない人間関係さえも
あっさりと壊してしまうことがあります。


愚痴との正しい付き合い方を、今回は
愚痴を放つ側の視点でお話させていただきます。
どうぞ最後までよろしくお願いします。



~愚痴を知る~


「言っても仕方のないこと」である愚痴、

本当に悪いものでしょうか。


私は安っぽいプライドの塊みたいな人物像を
学生時代から続けていたために、
あまり人の悪口も言いませんでしたし、
愚痴なんて誰にもこぼしたことはありませんでした。


しかしストレスははっきりと抱いていましたし、

失敗なんかはずっと引きずる人間であるため、

そのストレスが少しずつ私の中に蓄積されていきました。



愚痴をこぼさず、ずっと我慢し続けた結果、

最終的には「うつ病」と診断されました。



ストレスを定期的に吐き出すための手段として、

愚痴というのは良いものなのではないだろうか。


そう思うようになったのも、最近になってからです。


それでも、世間では愚痴は基本的に悪いものとして
広く扱われているのが現状です。


これはきっと、愚痴り方が上手じゃないから、

そう気づいたわけです。


そもそも愚痴を全くこぼさない人間というのが、

自分が「うつ病」になってしまった過去がある以上、
とても信じられないのです。

世間で大活躍しているヒーローのような人だって、
愚痴をこぼす事実も最近知ることが出来ました。

しかしそういう人たちの愚痴は、
中々表には出てこないものです。


これは、そういう人たちが、

上手な愚痴のこぼし方を心得ているからです。


だからそもそも、その人がこぼした愚痴を、
愚痴であるとさえ認識されていない人もいます。

上手な愚痴のこぼし方、
それは一体どんな風に実践するのでしょうか。



~上手な愚痴のこぼし方~



私は上司や取引先に特に悩まされていました。

そんな人が上手に愚痴をこぼすには
どうしたらいいのでしょうか。



まず、愚痴は普段から頑張っている人がすると、
それほど聞こえが悪くはなりません。


努力して頑張っている人の愚痴というのは、
その努力を知っていればそれほど悪くは聞こえません。

一方で普段から仕事も雑で、努力が見られず、
本気で無い人の愚痴というのは惨めなものです。


まず愚痴をこぼす場合、自分がそれに足る努力を
ちゃんと普段からやっているのかを確認しましょう。



ここで言う努力というのは、本当に努力を評価します。

とてつもないプロジェクトを達成させたとか、
何か大きな商談を成立させたとかではありません。
そうではなく、サボらず頑張っているという意味です。


そのため、日ごろの行いを見つめ直しましょう。


そしてもう一つ。

愚痴る相手がまったく知らない人の愚痴を言わない。

これがものすごく重要になります。


どこの誰だか分からない人の愚痴を聞かされて、
それで何も感じないでいられるほど、
人間のストレスは甘くはありません。


「それって、もし愚痴をこぼしてさ、
 その愚痴を聞いた人が上司とかに
 告げ口する可能性があるじゃないか。」

そういった不安があるのでしたら愚痴ることは避けます。


要は愚痴をこぼす相手を選ぶのです。

さて、どんな人がいいでしょうか。



基本的に愚痴というのは共感や発散を目的としているので、

相手が愚痴に対して反論してきたり、
あまりにも共感が得られないようでは
愚痴のこぼし損となってしまいます。


一番いい相手は、自分の努力を分かってくれる人。



そして愚痴をこぼす時は、その相手が今、

何かに追い詰められている状態に無い場合に限ります。


簡単な言い方をすると、

その人が心に余裕があるときに、相手になってもらうのです。


追い詰められているときに愚痴られると、

その相手はあなたの努力を知っているわけですから、

「この人を助けなければ!」という

本来必要のないはずのプレッシャーを背負うことになります。


愚痴で相手を傷つけることは
絶対にしてはいけません。


色々話してしまったので、
ここで話をまとめておきましょう。


愚痴は、

・日頃の行いをちゃんとしている状態で、

・相手がまったく知らない人の愚痴は避け、

・自分の努力が分かってくれている人に、

・その人の心に余裕があるときに、


こぼしましょう!



~最後に~


大事なことを一言、お伝えします。


愚痴はほどほどにしましょう!


こう、テレビとかで自虐ネタとかを用いる芸人がいますよね?

あんな感じで笑い話に出来る程度で収めましょう。

愚痴は続けていると信用を失います。

愚痴ることはストレスを発散させる良いものですが、

薬も過ぎれば毒となるように、


「人の悪口を言うことが得意な人」というレッテルを貼られます。


それだけではなく、その愚痴が噂となって広まり、

あなたの社会的地位さえも落とす可能性があります。


ほどほどの見極めが分からないという場合には、

「ネタに出来そうにないのならば、愚痴らない」


ということを覚えていれば、大丈夫です。



ストレス社会の中、なるべく楽に生きていきたいですね。


今回はこの辺りで記事を結びます。