プライドを捨てない生き方

どうもこんにちは。
ユウユウです!

突然ですが、自己紹介を。

私はプライドの塊です。


あれはやりたくない。これもやりたくない。

そのくせ、周囲の目がこれでもかというほど気になり、

今でもいわゆる「安っぽいプライド」は
捨てきれていないのではないでしょうか。


プライドって自分の努力を自分で認めたい想いから
やってくるものなので、これを捨てるということは
自己否定に繋がりそうで嫌なんですよね。


私もそんなプライドの保持にやたらと力を込めて、

汚い仕事はやりたくないし、

人に命令はされたくないし、

惨めな奴になりたくないし、

と言ったように、色んな事を考えていました。


ただ、まあプライドに拘りすぎて
ご飯が食べられなくなるのは良くないので、
その辺りのさじ加減を知るだけでもと、
勉強をしてみました。




今回はそんな簡単には捨てられないプライドと
どうやって付き合っていくかについて
お話させていただきたいと思います。


世間ではそんな安っぽいプライド
さっさと捨てなさいと、よく言われます。


先に断言しますが、
簡単にプライドは捨てられません。

だからこそ、だからこそです。


プライドとは何なのか、自分の気持ちとは何なのかを
よく知り、よく扱っていく必要があります。


世間を見ているとプライドの無い人の方が、
楽しく生きている現実は確かにそこに存在します。

ただ、私のようにプライドを容易く捨てられない人は、

ちゃんとしたプライドとの向き合い方を覚えるべきです。




これを知らないと、本当にビジネスのチャンスを失います。

安っぽいプライドの持ち主だと、職場でもいい顔をされません。

何より自分のためにならないので、


やっぱり自分に何かしらのこだわりを
持っている人というのは、それが他人に理解されずとも
一つの魅力なのではないでしょうか。


そんな自分だけのこだわり、
正しく相手に伝わってくれたら
こんなに嬉しいことはありません。


私のように「自分はプライドの塊だ!」という人は、

是非最後まで読んでほしいと思います。




~プライドと向き合う方法~



さて、プライドのせいで人生色々と苦労してきた私が、

そのことをネットで相談してみました。

プライドが高いので当時友達はいませんでしたから
ネットに頼らざるを得ませんでした。


返ってきた答えは大体が、

「そんなくだらないプライドは捨ててしまおう」

「プライドを捨てれば人生楽になれるよ」

「苦しんでいるのが分かっているのに捨てないとか馬鹿じゃないかw」

概ねこんな感じでした。


これを言われて容易くプライドを捨てられたら、
こんなに悩むはずないじゃないですか!



さて、ただ感情的になっても仕方ないので、
とりあえず上記の返ってきた答えの中にあった

「プライドを捨てれば人生楽になれるよ」

といった答えについて少し考えてみましょう。




人生が楽になるとは、どういうことでしょうか。


お金を稼ぐのが楽になるのか、

あるいはストレスを溜めづらくなるのか、

その辺りがはっきりしないことには、

捨てる理由になりはしないので、その辺りを考えます。




私のプライドというのは、要するに

惨めな姿でいたくない。
けれども、色々やりたくない。

という我儘の塊でした。



これを捨てるには、他人に何かを言われるのでは駄目。

自分で捨てなければならない。

あるいは、これを抱えながらでも生きる方法を探す。


避けたい未来が明確になりました。



さて、プライドとちゃんと向き合わなければならない
我儘な理由が見つかりました。

後はこの問題を細分化していくだけです。



「けれども、色々やりたくない」という点を、


●営業はやりたくない。
 ↓
 ○知らない人と話をしたくない。

・失言して馬鹿な人間だと思われたくないこと。
・誰かに嫌われるとか考えたくないこと。

 ○ノルマがプレッシャーになって嫌だ。

・給料が低いと社会的地位も低そう。
・上司に怒られるかもしれない未来。


●自分が惨めに見える仕事はやりたくない。
 ↓
 ○知り合いに馬鹿にされる。
 ○大卒なのに力仕事をすること。

・高卒の馬鹿に命令されること。
・なんか不良に思われそう。


※上記は一例です。
こんな感じに細分化してみて下さい。

出来るだけ細かく、本当に細かく。



細かくなっていく「耐えられないこと」が分かったところで、

さて、治していきましょう。


このとき、一気に治そうと考えるから
「プライドなんて簡単に捨てられない」という
考え方に行きつくわけです。

そこで、ものすごく細かい部分だけでも、
まずはやってみようというわけです。


私は、この「耐えられないこと」から、まずは

「高卒の馬鹿に命令されること」

これを耐えてみることにしました。


高卒の上司の命令を聞いていきます。

さて、その次の日も、とりあえず命令を聞くことに耐えながら、

今度は不良に思われることに耐えてみます。


耐えるためのモチベーションとして、
「社会人として、とりあえず食って生きていく必要がある」
ことを念頭に置きました。

この時発生した耐えがたい程のストレスは
今は上手に愚痴るなり、趣味で発散するなりして、
ひとまずは避けておきます。




こんな感じでリストアップされた「耐えられないこと」を

一つ一つ消化していきます。

するとですね、耐えられることと耐えられないことに

分かれていくわけです。


私の場合、

「なんか不良に思われそう」
に関しては耐えられましたが、

「上司に怒られるかもしれない未来」
に関しては死んでも耐えたくないと思いました。
何度繰り返しても、この恐怖だけには耐えられませんでした。


こういったように、実際にやってみて
耐えられないことが出てきたら、

それがあなたが本当に死んでもやりたくない

「耐えられないこと」

すなわち、

「プライドのせいでやりたくないこと」

となるわけです。



私は今でも二度と営業の仕事はやりたくないと思っています。

それは、ノルマで怒られることが嫌だから。


本当に耐えられないことだけを明確に見据えること。

これがプライドと向き合うということじゃないでしょうか。



そして、出てきた「耐えられないこと」の中にあった

耐えてしまったという事実、耐えられるんだという事実が、

「まずは一つ、余計なプライドを捨てられた」

ということになるのではないでしょうか。


事実私は、大卒でも高卒の上司のもとで、
力仕事の花屋をかなり楽しくやっているわけです。

でも、身についた接客や営業のスキルがいくらあろうとも、

もう二度と営業の仕事にはつきたくないと思うわけです。



さて、冒頭にあった

私のプライドというのは、要するに

惨めな姿でいたくない。
けれども、色々やりたくない。

という我儘の塊でした。


という部分ですが、
こんな風に文章を変えていくことが出来ます。

私のプライドというのは、要するに

ノルマをこなすストレスに耐えられず、
そのために色々とやりたくない。

という我儘の塊でした。


こんな感じです。惨めだと思う仕事がなくなっただけでも、

十分な進歩だなと私は思いました。



この向き合い方を知らないために、

余計なストレスをとにかく溜め込みすぎて、

周囲にきつくあたってばかりでは、

人間関係だって向上するはずがありません。


本当に簡単に、すなわち突然あっさりと
プライドは捨てられません。

この「耐えられること」を見つけることも、

ゆっくりゆっくりと、のんびりとやっていきましょう。

それぐらいでいいのです。
というよりも、

それが最高速度だと私は思います!




~最後に~


プライドは簡単には捨てられませんし、

正直私はプライドを捨てる必要なんか無いとさえ思います。


ただ、プライドを捨てない人生は
大変であることは事実です。

きっと営業をすればそれなりにいい感じの成績が
出せるかもしれないのに、
絶対に捨ててやるもんかというプライドがある。


世間の言う「プライドは捨てるべきだ」という文句は、
正しいということは十分わかっている。


けれどプライドって自分の努力を
自分で認めたい想いからやってくるものだから。

だから、自分は。


こういう人生だって、自分で決めた人生である以上、

とても立派です!


今回はこの辺りで結びます。