「自分を取り繕ってしまう」癖を、さくっと取っ払う方法

どうもこんにちは。
ユウユウです!




突然ですが、皆さんは
こんな経験ありませんか?


遅刻をしてしまったり、失敗してしまったり。
してしまったものは仕方がないので、ちゃんとした社会人は
素直に謝り、次は二度と無いように真剣に努める。


しかし、ここで遅刻や失敗をした自分が恥ずかしいので、

「いや、実は電車がホント、止まっちゃって!」

とか、

「や、私はちゃんとやっていたのですがAさんがですね!」

とか。

相手に対してついつい言い訳をしたり、
環境とかのせいにしてしまったり。


あるいは、言い訳をしないのですが、

「次頑張ります!」

と景気のいい返事をしてみたものの、
結局何を頑張ればいいのか全然考えなかったり。



自分を取り繕ってしまうその気持ちはわかります。
私も見栄っ張りなところがあるから、
景気のいい返事だけをしてしまうこともありました。


ですが、こういった行為を繰り返している人は、
その場しのぎで取り繕うとしてしまうから、
結局同じ失敗を繰り返してしまう。


ここで気を付けることは、
「同じ」失敗を繰り返すということです。
これは本来、社会人はやってはいけない禁忌です。



さて、今回の記事では、
取り繕ってしまう自分を治していく方法
についてお話します。



前回お話した真面目系クズに通ずる欠点でもあります。

なので、そんな自分を治していかないと

将来どうなってしまうのか、
想像に難くないと思います。


そうです、単純に自分の居場所がなくなります。




取り繕ってしまう人というのは、
周囲に強制して辞める様に言われても、

絶対にやめません!


これは自分がそうだったからというのもありますが、

本当に強制されて辞めた人を見たことが無いから断言できます。


その人のその場しのぎが悪いことだと責めていると、
その人はどんどんメンタルで追い込まれて、
ますます取り繕うことで危機回避をするようになります。



これというのは、つまり取り繕うという行動は、
自分をよく見せたいという思いから生まれます。

そんな人が失敗をすれば、それはとてもカッコ悪いことだと
理解しているので、少しでもリカバリーをしようと
自分を取り繕うのです。


そのリカバリーを否定されてみて下さい。

自分は何も出来ない人間だ。自分はとても無様だ。

こう思い、そしてそんなカッコ悪い自分は、

何を優先してでも絶対に許すことが出来ません!


何よりも、どんな方法でもそんな醜態な自分を
他人に見せたくないので、結局はその場しのぎに頼ります。
一刻を争うので、失敗を検証する余裕がありません。


そしてまた取り繕い、周囲から非難され、
また無様な自分が許せなくなって・・・。



想像しただけで、ものすごい悪循環です。



取り繕うことを否定したことによる荒治療が
実を結んだ例は、少なくとも私は
見たことがありません。


こんな風には、なりたくないですよね?



言いたいことをはっきり言うのは強いことです。

自分を取り繕わないというのも、強いことです。

職場で「あの人言い訳がましいね」とか言われないように、

「あの人素直に意見を言うんだな」と思われる。
そうなればあなたの評価はどんどん上がっていきます。

人は素直になるのが難しいので、
素直になっている人がいるというのは、
それだけで高評価になります。


是非、そんな自分を一緒に目指していきましょう!




~取り繕ってしまう自分を治す方法~


結論から言えば、治すためには、

カッコ悪い自分を受け入れる。

ようになればいいわけです。

そうすると、失敗を検証する余裕が生まれ、
リカバリーの手段を模索し始めます。


おススメの方法は、前回同様、

自分の欠点をリストアップしていくこと。

に尽きると思います。



自分の嫌な部分、嫌いな部分に加え、

今回は失敗してカッコ悪いなと思う部分を
紙に書いてどんどん目視できるようにします。


やってみましょう。今回は失敗に関して
リストアップしていきます。

失敗の理由が分からなくても、とりあえず
自分がカッコ悪い失敗だなと思ったら
迷わず書いていきます。


・電車遅延のせいで15分遅刻して怒られた
・B男のせいで会議の資料が全員に行き渡らなかった
・部長のプレッシャーのせいで書類、書き損じた


この時、最初は「~のせいで」みたいな書き方をしても
いいと思います。実際にそう思ったのなら、
そうやって書いた方がいいと思います。

これでスッキリすることだってありますからね。




そして、例えば15分の遅刻の場合、
出てきた失敗とは何だろうか、と、
一度ちゃんと自分がカッコ悪いと思った部分を考えます。


その結果、「遅刻した」ことではなく、
遅刻したので「怒られた」ことがカッコ悪いと
気づくわけです。


そうなったら、今度はどうして怒られたのか、
今一度考えてみましょう。
本当に電車遅延だけが原因なのでしょうか。


「15分の遅刻だから、会社になんか畏まって
 遅れるなんて連絡入れなくてもいいだろう。
 突然の電車遅延なんだし、別に」


原因が、自分が会社に遅刻の旨を伝えなかったせいであると、
いうことが分かってきました。


では、次同じように電車遅延が発生したら、
どうしたら怒られないで済むのか、
理由が分かったと思います。

今回の場合、失敗というのは
「15分遅れたこと」ではなく
「遅刻をすることを連絡しなかったこと」であることが
分かりました。


こうやっていき、資料が全員分いきわたらなかったのは、
自分がB男に確認を取らなかったらことも原因だ、とか、
部長は別に何も悪くないだろう、
自分が勝手に緊張していただけだ、とか、


色んな失敗が見えてくるというわけです。

あとは、それを紙に書いて、同じ失敗をしないように

何度も確認をするだけです。





さて、ここまで説明した対応策を、何故か私は途中でこれを
一度辞めてしまったことがあります。

効果は確かに出てきました。いくつかの失敗は
二度と繰り返すことがなくなりました。


何故辞めたのか、それは、

紙に書いたメモを見ながら失敗を解決する姿が、

なんだか無様に見えたから。

です。


出来る男って、カンニングペーパーみたいなのを
持っていないイメージあるじゃないですか。
常にコーヒー片手に余裕があって、
微笑みが眩しいみたいな。


なんだか自分がものすごく
幼稚なことをしているんじゃないかと
恥ずかしくなってきたわけですね。

社会人にもなってメモ書き見ながら
失敗しないようにって、子供か!
みたいな感覚に己惚れてしまいました。


辞めてしばらくしたら、一度失敗したことを、
もう一度失敗してしまい、結局恥をかいたのですが。


ですので、皆さんはこれを実践する時、常に、

カッコ悪い自分を受け入れる。

ことを念頭においてください。

これを決して忘れないようにしてください。



失敗をどんどん消化していくことで、

取り繕ってしまう自分がどこかに消えていきます。

色んな失敗を解決してきたために、

余裕が生まれてくるからです。





~最後に~


私のような完璧主義出身者は、
どうしてもこういう悪い自分を治す方法として、

「ほかにもっと楽で効率的な治し方があるはずだ」

と言って、せっかく手に入れた対応策を一切使おうともせずに、

ぐずぐずその場にうずくまっていることが多いです。


千里の道も一歩より。


出来る人ほど、その一歩をものすごく

大事にするものです。

何故なら出来る人というのは、
失敗を数多く経験していて、

失敗を解決するには一歩ずつやっていくことが
一番早いということを知っているからです。


是非みなさんも、最初の一歩を、
踏み出してしてみて下さい


今回はこの辺りで記事を結びます。

最後まで読んでいただき、大変にありがとうございました!